一台を昼夜で使い分ける
日中は来園者を乗せて園内を走り、自動運転を体験できるアトラクションとして使います。閉園後はカメラやセンサーを生かして自動巡回し、防犯を支援します。人手不足が進む観光施設で、移動サービスと夜間警備という二つの仕事を一台に担わせ、車両の稼働率を上げる狙いです。
どんな車両なのか
車両は全長3.82m、全幅1.90m、全高2.26mの小型バスで、運転席を設けず前後を同じ形にしています。センサーが観光バスや歩行者などを検知すると自動停止します。施設内の周回路を使い、障害物を避ける判断や安全な停止を繰り返し検証しています。
急速充電も実証の焦点
昼の乗車運行と夜の巡回を連続して行うには、限られた停止時間で電力を補う必要があります。実証では障害物回避だけでなく、効率的な急速充電の方法も確かめます。自動運転車を導入する際は、走行性能に加えて充電、点検、遠隔監視を含む一日の運用設計が重要になります。
2027年に何を目指すのか
イーバイピーは、安全性を最優先に検証を続け、2027年に有料アトラクションとして運行する目標を示しています。ただし、料金、運行日、乗車方法などはまだ公表されていません。実用化を判断するには、実証回数や安全停止の実績に加え、夜間巡回で異常をどう検知し、人がどう対応するかも確認する必要があります。
PRIMARY SOURCES
一次情報・参照資料
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